8/31 障害者差別解消法と合理的配慮、自分の取説を書いてみよう

発達障害をみんなで考える会『ここから』のひなたです^_^

今、BSで車椅子バスケを見ています。
対イラン戦。
大迫力で面白い〜
30対29で日本がリードしてますがなかなかのシーソーゲームでハラハラしてます〜〜


最近、学校でこういう悩みがある
とか
職場での配慮が足りない
などのお悩みをもらいます。

こんな時、合理的配慮というものを求める権利があるのをご存知でしょうか?

2016年4月に施行された『障害者差別解消法』により、困りごとに合わせた『合理的配慮』の提供が行政・事業者に義務化されました。

そのため、発達障害者も、学校や会社に対して『合理的配慮』を求める事ができるようになっています。

それは、必ずしも障害者手帳は必要なく、診断がついていれば可能です。

例えば、学校で、書字のLDがあるので板書が難しいからiPadなどを利用したい、聴覚過敏があるのでイヤーマフを装着したい、
会社では、この場所のこと仕事は特性上難しいのでもう少し軽作業の部署に変えてほしいなどなど。

もちろん、学校に、会社に伝えることが必要です。

しかしながら、、、、
発達障害者って、、、
なかなか自分のために何か人からしてもらう、ということが苦手です。
それは本人の自己肯定感の低さに由来していると思われます。

なかなか、自分の要求を人に伝えることが難しい。


そんな時にぜひ作ってほしいのが
『自分の取扱説明書』

自分の特性をまとめたレポートのようなものです。

山形には『山形サポートファイル』というものもあります。

必ずしもその書式に則る必要はありませんが参考になさるのもよいかと。

しかしながら、箇条書きの簡単なものでもいいと思います。
要は伝わればいいので。

書く時に気をつけることは

『◯◯できません。◯◯が苦手です。』

の羅列にならないこと。

『こうしていただけると◯◯できます。』

という書き方が理想です。
この、こうしていただけると、の部分が『合理的配慮』になるのです。

そうすると相手側もどうしたらいいかわかりやすいですね。

もちろん、相手側が何ができるのかわからない場合もあります。

ですので、時には、苦手を伝えて相談することも必要になるかと思います。

私も先日、利用しましたが、とても伝えやすくてよかったです。
何より前もって書いておくと忘れなくていいですね〜〜短期記憶がやばいので 笑

そうはいってもどう書いたらいいかわからないときは、発達障害あるあるなんかを書いたネットの書き込みなどを利用してもいいかなと思います。


ぜひ法律のことも学んでうまく利用していきましょう〜〜


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