8/18 優しい世界の作り方
おはようございます^_^
発達障害をみんなで考える会『ここから』代表ひなたです。
いやぁ、昨日の鶴岡はですね、
赤川花火大会
鶴岡東高校の野球の3回戦
が重なって
みんな、そわそわ、ざわざわな忙しい夜でした。
私は花火は平気ですが、音と光の刺激が同時にやってくるので苦手な発達さんもいます。鶴岡中に響き渡る花火の音からは逃げようがないんですよね。耳栓しても体に響いてくるからね。
それでも、街が賑わうのはいい事。台風でどうなるかと危ぶまれましたけどなんとか開催できてよかったです^_^
さて
私たちはこういった自分の困った特性については
- 我慢する
- いろんな工夫で回避する
- トレーニングしてなんとかする(SST)
- 誰かにフォローしてもらう
- みんなに理解してもらう
1から3は自力
トレーニングはしてもらうこともあるのですけど
4、5はそのまま受け入れてもらうパターンで、自力に対して他力になります。
どっちが大変か。
それは発達さんの性格にもよりますが、どちらも大変です。
4は特に理解してもらった上でのフォローですしね。
だから、おそらく、1から3で我慢しているパターンが通常かと思いますし、実際そうしている人が多いなと思っています。
そう、いつも気になるんです。
こういうことがあるけど、こうやって我慢してます、という話が多くて、そうすると、聴く方は
そうか、大変なんだねぇ、、、、
で終わってしまう。
相談でもない、、よ、、なぁ、、と。
こちらからは何もできないのかな?とかモヤモヤして終わるんです。
私も当事者ですけどね、一応。
もちろんね、必要です。自力でなんとかしたり我慢することも。
当事者だけでなく、いろんなことを抱えてみんな生きている。
生きていくということは問題を解決していくということだし。
ただその、問題解決の方法が、、、
ちょっとそれでは辛すぎないかい?といつもモヤモヤするんです。
自己責任
という言葉がいつもいつも重くのしかかってきます。
でもね、障害を持ったのは、誰のせいでもないんですよね。耳がきこえないのも、目が見えないのも、手足が短いのも、知能が標準に満たないのも、心が病んでしまったのも。
誰にも責任はないんです。なりたくてなったわけじゃないし。
親のせいでもないし、本人のせいでもない。
それなのに、自己責任って言われるんですよね。
れいわ新撰組のお二人も
国会中の介護は自己責任。
この自己責任論が日本には蔓延っていて
障害者たちはみんな、みんな自力でなんとかしなければならないと思い込んでいます。
でも思い込んでしまったのも、彼らの責任ではない。
そうせざるを得ない世の中だからです。
人間はできることよりもできないことの方が多い。
だから、助け合って生きていくべきなのに
欠けているところが多いが、少ないか
それだけのことで私たちは助け合いに参加させてもらえない。あ、もちろん、障害者年金はいただいておりますが(わたし本人は法的には障害者ではないからもらってないけど夫を介してお世話になっています)
でも、今、助け合いに参加できていないのは障害者だけじゃない。
赤ちゃんが電車の中で泣く。
そんなの仕方のないことなのに、うるさいと言われたり。ベビーカーは邪魔だと言われたり。そこに存在してはいけないというの?
不登校の子どもたちが泣き寝入りしていたり。保健室に挨拶すれば登校したことになるなんて、教育を受ける権利をなんだと思っているのか。
世の中、そんなことだらけ。
そして、それをちゃんと日本国憲法で保証していて私たちは守られているということを知らないのだ。
私たちは私たちのまま
私たちらしく生きていく権利を持っている。
憲法13条にちゃんと書いてあるのに。
私たちはこの憲法に守られているのだから、もっと権利を主張していいんです。
だからね、本当は
我慢したり、無理になおしたり、訓練したりする必要はないんですよ。
むしろ、世の中が私たちに合わせて変化していくべきなんです。
この人だけ他の人よりも我慢しなければならない、なんて人はいない。
みんな、同じく権利を持っています。
それを知ってほしいし、
知って、優しい優しい世の中になってほしい。
9/3火曜日
鶴岡こぴあに水野スウさんがいらっしゃいます。
平日の昼間でなかなか都合を合わせにくいかとは思いますが、是非いらしてほしいなと思います。
優しい世界の作り方を
水野スウさんとお勉強しましょう^_^
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発達障害をみんなで考える会『ここから』
毎月15日19時より月例会を行なっています
発達障害に関心のある方であればどなたでも参加できます
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(Share Cafe おおきな木 代表 日向)
活動場所 鶴岡市苗津町3-13
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