自立して自由に生きる権利

とてもいい記事。

昨夜は事務仕事で遅くまで起きていて
今朝は寝坊してベッドでスマホ

今朝、耳のきこえない友人のブログを読んで
ちょっぴりおセンチになってたら、こんな記事があって非常にワクワクしてきたのでみなさんにも。

インクルーシブ
という考え方というか、方法もあるけれど
わたしは今のところインクルーシブ教育はまだ日本では精神的に未成熟すぎて現実的ではないな、と思っています

今のままの社会に放り込んだところで
苦しいだけじゃないかと

旦那くんもインテグレート(ろう学校から聴者の学校へ通い、聴者と同じ環境で学ぶこと。)した重度難聴者ですが、一緒に生活している今思うのは『かなり大変』だったろうな、ということ

ちなみにわたしのいとこのろう者はインテグレートしたけど無理だったと言ってました

名誉のために言うと、彼はまったくきこえなくて旦那くんより重度ではあります
だからと言って、旦那くんが楽だった、と言うわけでもないです

そして、無理だと言うのが当たり前のように思います


訓練によっていくら口を読めるようになったからといって、全てを理解できるわけではない
本人の相当な我慢、が必須です

わたしのように下手くそ手話混じりでゆっくりと喋りながらコミュニケーションしたとしても、すれ違いは毎日のように起こる

何より言葉の抑揚が伝わらないと言葉に乗せた感情が伝わらない

それを表情で補えばいいんだと1年前くらいに気付いたけどね

本人の我慢と同時に周囲の寛容さも求められる

まさに今のインクルーシブ教育の問題も未だそこにあって、特に、健常の子どもに対して寛容さを強いる、手伝うことを強いるような状況になっていると聞いてから、まだ無理に進めるべきではない、と思う

子どもの問題ではない、周囲の大人の問題

でも、卵が先か、鶏が先か、という問題と同じで、習うより慣れろ、もう一緒くたにしてしまった方が進むのかも知れないけれど、『強いる』、つまり、大人が子どもに強いる状態は違うと思うのだ

そこに指導が入っては意味がなくて、あくまで子どもたちの意思で、子どもたち主導で行われるインクルーシブであればきっとわたしの違和感は拭えるのだろうと思います

でも残念ながら、日本国民はそこまでおおらかな性質ではない

どんなに発展していようと、まだまだ精神的には、未成熟な国だと思います

時間だけでは解決し得ない
皆が気づいて皆が学ぼう、やろうと思わなければそれは進まないから
わたしは今のところインクルーシブは諦めている、というか、保留している

それよりももっと先に解決しないといけないことが日本人の根っこにあるから。

そうなると、やはり『ここから』でもママさんたちからよく聞くのが『自立』の問題

国も自立していないのに子どもには自立をさせようというおかしな日本なんですけど 笑
お母さんたちが、じゃなくて、社会がね 笑
1人で何でもできないと生きていけない

はたしてそれを自立と呼ぶのか?

そもそも今の日本社会は
健常者のために作られているので
障害者にとっては非常に生きづらい

常々そう思っているので、今朝の友人のブログを読んで本当に悲しくなってしまった

でも彼女は今はとても強く自立して生きている

そんな彼女はとても素敵だ

学ぶべきことがたくさんある

インクルーシブにおいて、健常の子どもたちがすべきことは、障害児の介護ではなくて、彼らから学ぶことだと思うのです
それはもちろんお互いに。

もちろん、協力し合うことは大切
それを大人が強いる、そしてできなかった時に指導するのは違う

したい時にする、したいようにする

トットちゃんが、歩けない男の子に木登りをさせたのと同じで、子どもの意思でお互いにやりたいんだということを協力しあっていくのがいい

それが本当の意味での自立なんだと思うのだけど(ガンジー、あってますか?)

それを子どもの頃から学んでいけるような環境だったらインクルーシブ、大賛成なんですけどね

ともえ学園のような学校
欲しいです

で、記事の『アルス・ノヴァ』

将来的には、健常者もその中に入ってこれるようにしたいと


そうか


今まで逆だったんだ、と気付きました



障害者が作り上げた居場所に理解ある健常者が入ってくること

そっちが先だ、と思いました

障害者が健常者に合わせるのではなくて。

今、『ここから』の活動拠点、Share Cafe おおきな木をそういう場所にしたくて。

というのは今思ったことで、ながれ的にそうしてきたことに今気づいたのですが
このままでは健常者が利用しづらいカフェになるのでは?という指摘に対して
健常者は他に行けるけど障害者はここにしか来れないからそれでいい、と本当に思ったんです

健常者は選べばいい

たくさんあるおしゃれなカフェの中から
自由に選択できる

けど、障害があって奇声を発してしまったり
立ち上がって動き回ってしまう子とその親たちは行くところがない

そして記事中にもあるのですけど
行っても何かをさせられるところはたくさんあるけど、自由に過ごせるところは本当になくて、それは今の所、家だけだったり、まだ家でも自由ならマシだと言うような状況なのです
家でこそ、理解のない家族に苦しめられているパターンもかなりあるから、、、

そんな呪縛から解き放たれる場所が必要だと
わたしも『アルス・ノヴァ』の久保田さんも障害者(息子さん)に接していて学んだんだなぁと思いました

もっともっと『アルス・ノヴァ』のような場所を増やしましょう、ぜひ。

そのためにはみなさんの協力が必要
どうぞよろしくお願いします^_^

とりあえず、はやくサイレントカフェやりたい
よーするに耳がきこえない人に合わせた世界を体感してもらいたい
耳に頼れないことがどれだけ不便か
そして頼れないことによって何が生まれるのか

そして『助けてあげなくてはならない』と言う考え方からの解放を!!

ろう者の世界はとても魅力的ですよ

こっち(聴者の世界)の方がいいなんてこと、その考え方こそおこがましい!と過去の自分を戒めております

『ないことも大事』と言う友人の言葉がわたしは大好きで大事にしているのですけど
ないからこそ頑張れたり
ないからこそ工夫したり
そんなことが便利になってしまった昨今、必要なんだ、と言うことをみんなが知ることで
もっと経済も精神も成熟して行くのだろうと思うのです

DIYが流行ってるのもそんなことに魅力を感じ始めてるからじゃないかと思いたい✨

先進国が幸せで発展途上国が不幸で支援が必要だと誰が決めたのでしょう

わたしにはテレビの向こうの『ない国』の人たちの笑顔が眩しいです
もちろん、命の保証があってこその話ですけどね

ウルグアイの元大統領ムヒカさんの
インドの人たちがドイツの人たちのように車を持ったら地球はどうなる?と言う問いには本当にハッとさせられました

豊かさってなんなんでしょうね

さ、今日も心を磨こう
そして人と出会おう
気づきをもらおう
お金を稼ぐことよりも、ずっと大事なはずなんだけど、それに追われてみんな苦しんでいることに早く気付いて
日本の社会がおおらかさが足りなくて精神的に未成熟なのはあなたのせいではないからね
ずっとそうやって教えられてきたのだから仕方ないこと
でも気付くことはできるはずです

はやくこの息苦しさ
生きづらさから脱出したい
このスピードにわたしはついていけません

どうぞサイトをのぞいてみてください
とても素敵です^_^

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発達障害をみんなで考える会『ここから』 
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発達さんのためのでこぼこサークル『ここから』(解散いたしました)

(2024年6月14日をもって解散いたしました) 山形県庄内地方で活動している 発達さんのためのでこぼこサークル『ここから』です。 『ここから』は毎月15日に茶話会を行なっています。発達障害に関心のある方であればどなたでも参加できます。(参加費は場所代を割り勘にしています。おひとり数100円です) coco.color.hattatsu@gmail.com

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