変わったようで変わっていないです

みなさんおはようございます。
最近はとても朝早く目が覚めるようになりました、代表のひなたまどかです。

今年の夏は暑かったですね!
かなり体力を取られてしまった方もいらしたのではないでしょうか〜

わたしも夏バテの総仕上げに、コロナにかかり、眼精疲労になりました 笑

やっと涼しくなってホッとしているところです。

気づけば庭がボーボーでした。暑くてとてもメンテナンスどころではなかったからなー

そろそろ目を背けずにやらねばなりませぬ。

さて、変わったようで変わっていないのは会のあり方の話でした。

会の名前が

発達障害をみんなで考える会『ここから』
発達さんのためのでこぼこサークル『ここから』

となりました。

来年、10年の節目を迎えます。

10年前。
発達障害はまだまだ知られていなくて、会の目的は発達障害を知ってもらうこと、でした。

しかしながら昨今、知らない、という方はほとんどいないのではないかなと思います。
もちろん、具体的に中身までご存知の方はまだまだ少ないと思われます。

でも、知ろう!と思えば今はテレビでも、インターネットでも情報がバンバン流れています。
コロナの間に当たり前になったオンラインでの勉強会などで遠く、関東圏で行われている講座などにも参加できるようになりました。

わざわざ、会で、さぁ勉強しよう!という感じでもないのかな、と。

もちろんね、勉強は必要です。
昨今、どんどんと世の中のスピードは上がっていて、いろんなことが変化しています。
新しいことを取り入れるということ、アップデートしていくことを日々行わないとどんどん置いて行かれてしまう〜

けれど、わたしは思うんです。

発達障害を勉強したかったら
1番いいのは
『関わっている人、当事者と接すること、その話を聞くこと』
です。

発達障害はほんっとに十人十色で
誰1人同じ特性、ということがありません。
同じASDでも全然違っていて、障害名で
きっちりと分けることがまずできない、という特徴があります。健常者との見分けもつきません。全てにおいてスペクトラムです。

そうなった時どうしたらいいのか。

わたしは、とにかく、とにかく大事なのは
『現状の把握』『自分のことを知ること』
だと思うのです。

障害名に囚われて、本当の特性を見逃している、ということは多々あります。

この子は『ADHDだから』こういう特性がある、という考え方ではなくて、『この子はこの子の特性がある』という考え方をして欲しいのです。

もちろん、概論的な基礎の知識は必要だけど、それだけに囚われていると『木を見て森を見ていない』の逆で『森を見て木を見ていない』ということになってしまうのです。

ということで、
発達障害事情における長年の問題なのですけど、現段階では『親がスペシャリスト』または『本人がスペシャリスト』にならないといけないという状況があります。

その現状をなんとかしたいと思いつつも、それが変わるまで待っていたら人生が終わってしまうかなーと。
やっと個別性という言葉も一般的になってきましたが、いまだに学校では、その子にあった合理的配慮がなされていない、ということが非常に多くあります。

だったら!

もう、そんなの待ってないで
みんなが今までサバイブしてきたみんなが持っている情報を共有した方がずっと勉強になるし、具体的なのでは?

そのような考えをかなり前から持ち始めました。

発達障害の情報は発達障害者が持っているのです。

だったら当事者から聞く方が早いやんけ。

ということで、当会では
もっともっとハードルを下げることにしました。

これまで例会と称して勉強会!的なことをしてきたんですが、それを『茶話会』とかえました。

まぁやることはほとんど変わらない感じではあるのですけど、

ライフハック的なことをシェアしよう、ということです。

それともうひとつ。

やはり、『そうだよねぇ、わかるよ』と言い合える仲間作りです。

発達障害の特にグレーゾーンと言われる人たちはきちんと障害名もつかないまま、障害者枠でもないところで働いています。

てことは、合理的配慮を受けづらい状況下にある、ということ。もちろん受けられないわけではないです。手帳がなくても、診断されていなくても合理的配慮を受ける権利はあるんですけどね。
でも、障害者枠で働いていても合理的配慮って受けづらいんですよ。

つまり、とてもとても、ストレスを溜めている、ということ。

だったらガス抜きの場って必要ということですよね。

『ここから』はそんな場に変化しました。
これまでもそういう側面もあったのですが、より前面に出してみました。

よりみんなで仲良くできるように、学校や会社外でのコミュニティが出来るように。

そうすることで大変な毎日を乗り越えるための力を得ることができるように。

『ここから』のかたちが出来上がりました^_^

改めて『ここから』という名前の由来も
個々のカラー、という意味です。

多様性、個別性。それを大事にしようねという意味。

わたしが強く言いたいのは、特性とかそう言ったものは決して全てにおいて悪いものではありません。

こだわりは信頼を生むし、衝動性は人生を豊かにします。

だからもっと自分を知って自分をどんどん好きになる作業をしていって欲しい。

自分を好きになる、認めることができれば
ブレない心が育ちます。

ブレない心はちょっとやそっとじゃ壊れません。

強い風にも負けずにしなる丈のようなイメージです。

そんな心を育てるためには
『自分が自分を認めること』
『周囲にあなたのままでと認めてくれる人がいること』
が大事なのです。

『ここから』はそのお手伝いをぜひさせて欲しいなと思っています。

自分を知るためのワークや
楽しむための山登りや釣りなど

そんなことをやっていきたいなと思っています。

それも、主導権は事務局ではなく、会員の皆さんです。

やりたいことあればぜひ提案していただきたいです。
みなさんの安全などを考慮したらできないかなーなんてこともあるかもしれないけど
ぜひ仲間に加わって楽しい仲間と共にいろんなことを楽しんで自分を好きになりましょう❤️










発達さんのためのでこぼこサークル『ここから』(解散いたしました)

(2024年6月14日をもって解散いたしました) 山形県庄内地方で活動している 発達さんのためのでこぼこサークル『ここから』です。 『ここから』は毎月15日に茶話会を行なっています。発達障害に関心のある方であればどなたでも参加できます。(参加費は場所代を割り勘にしています。おひとり数100円です) coco.color.hattatsu@gmail.com

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